1面 題名『視覚障害者の発達と自立、社会参加を支える拠点となる学校』 埼玉県立特別支援学校塙保己一学園 上段 「視覚に障害のある方の進路」の構成図 内容は以下の1〜4を示している。 1 本校の組織図(幼稚部⇒小学部⇒中学部⇒高等部普通科⇒高等部専攻科 2 本校の教育課程 教科指導等準ずる教育  発達段階に応じた教育 専攻科は国家資格「按摩マッサージ指圧師」、「はり師」「きゅう師」免許 取得を目指す。 3 本校より進む道として、進学、就労、福祉の種類を表す図 進学は、大学、高等部専攻科職業課程、専門学校、職業訓練校 就労種類は、企業、特例子会社、開業 福祉は、自立訓練、生活介護、就労移行、就労A型、就労B型 4 幼稚部、小学部、中学部より、本人や保護者の意向により、地域の学校や特別支援校等へ転学する場合があります。 下段 進路種類の図を説明する文 進学 専攻科(国家資格取得を目指した職業教育課程)、大学、職業訓練校等 を目指し、基礎学力を身に付け、自立に向けて知識・技能を習得します。障害理解、生活動作や歩行、書字理解、視覚補助具や機器の利用等の必要な支援を学び、受験時や入学時に必要な配慮申請の方法等を卒業時までに身に付けます。教科学習を生かし、各種検定に挑戦も可能です。 就労 企業(障害者雇用)就労は、企業内就労、特例子会社等、働く場が多様になっています。系統性のあるキャリア教育は、幼稚部より学びの中で、就労準備性を意識して、健康管理、基本的な生活習慣、人とのコミュニケーションを身に付けます。発達段階に応じた教育課程の生徒は、学校生活全般の中で、作業学習や自立活動を中心に、集団や個人での学習をし、人間関係に必要な挨拶、礼儀、就労に必要な報告連絡相談も学んでいます。 福祉 就労に向けての前段階として、自立訓練や職業訓練があります。自立訓練は、卒業後も歩行やADL等を国リハや県リハ、福祉サービスの利用の中で学び、自立する力を身に付けてから就労に向かいます。職業訓練では、公共の訓練校や福祉サービスの就労支援継続支援A型、B型で継続して企業就労を目指していきます。個人の身辺自立や生活の豊かさを目指す生活中心のサービスもあります。    2面 本校の育成方針ならびにの進路指導 本校で過ごした学校生活の輝きを次代に繋げようと、自らの障害を理解し、自分のできることを模索し、目標とする進路に向かう力を養えるように、歩行、コミュニケーションの力を身に付け自身の生活や人生を豊かにし生き生きと社会参加することに繋がるように進路指導しています。 専攻科の進路先(数字の無いところは1人) 表(項目・施設名の順) 開業 グッド楽、川鶴元気、植野あんまマッサージ治療院 治療院  東浦和マッサージ理療院、ササバシ治療院、 熊谷ライトハウス、治療院くまもう 訪問マッサージ フレアミ、JEPクリエイティブ、治療院 寿楽 ヘルスキーパー 住商アドミサービス、ソフトバンク、 サイバーエージェントウィル、東芝ウィズ、 富士通ハーモニー、SAPジャパン株式会社、 NECソリューションイノベーター、NTTデータだいち、 NTTクラルティ株式会社、NSWウイズ株式会社、 成蹊学園、LINE、ウーブンプラネットホールディング、 アンダーソン・毛利・友常法律事務所、パーソルダイバース 機能訓練員など  吉沢病院、埼玉赤十字病院、デイサービス ツクイ、 敬愛会デイサービス、介護のさくら、 はぐくむ会 飛鳥の郷、ベストライフ東松山、 ベストライフ武蔵藤沢 その他  領家グリーンゲーブルズ、塙保己一学園、 東京都立文京盲学校、鳥取県立鳥取盲学校 進学  理療科教員養成施設、筑波技術大学 普通科10年間(平成26年〜令和5年度)の進路先(進路種類、数字は人の順)  卒業生 総数95人 進学 大学進学 23 短大・専門学校等 0 本校専攻科 保健理療科 7 理療科 5  他校理学療法科 1 音楽科 1  柔整科 2  生活科 0 一般就労 民間正社員 2 正社員以外、公務員 0 職業訓練 他校理療科 3 職リハ 1 福祉施設 就労移行 6 自立訓練(生活訓練)7  就労継続A型 0 就労継続B型  9  生活介護 24  入所 0 在家庭 受験準備・病気療養 0  その他 7