寄宿舎には、小学部生から専攻科生まで、一緒に生活する仲間がたくさんいます。
「ただいま」と元気に帰ってくる子供たちを、「おかえりなさい」と迎えるところから寄宿舎の生活が始まります。体を休めたり、仲間と話したり、広いお風呂やみんなで食べる食事も楽しみのひとつです。
ある時期、寄宿舎で仲間やまわりの人たちと生活する経験は、将来の自立に向けて、とても大きな意味を持っています。
子どもたちを見ていると、寄宿舎で生活しているうちに「なんだかたくましくなったなあ」と、よく感じます。今まで家族に頼んでいたことも、友達に支えてもらいながら、自分で頑張ってみようという姿勢が出てくるからです。また、支えてもらうだけでなく、自分も仲間を支えようという気持ちも芽生えてきます。
(3)豊かな人間性を育てる
寄宿舎では、学部や学年を超えて、仲間と協力しながら行事やサークル活動を行います。いろいろな事に関心を持って、「自分でやってみたい」という意欲や広がりが出てきます。そうした中で、趣味や余暇時間の使い方が豊かになります。
2 自己決定、自己実現を大事にして生活を切り開く力を育てる。
3 多様な集団を保障して、豊かな人間性を育てる。
7月 夏まつり、夏開舎
12月 餅つき会
1月 はたちの集い
3月 卒業を祝う会
〇その他の取り組み
在舎生関係書類
寄宿舎生活のしおり
R6年度寄宿舎生活のしおり.pdf
学校周辺案内図
学校周辺案内図(R2.4.16制作).pdf
寄宿舎連絡票(帰省届・外出届・欠食届)
寄宿舎連絡票(PDF95.8KB)
服薬情報提供書兼与薬依頼書
R6年度服薬・与薬説明書.pdf
寄宿舎案内のPDF版は、こちら→★令和6年度版寄宿舎案内.pdfからダウンロードできます。
(令和7年4月現在)
男子 |
女子 |
合計
|
|
小学部
|
8
|
1
|
9
|
中学部
|
12
|
4 |
16
|
普通科
|
18
|
7
|
25
|
専攻科
|
8
|
5
|
13
|
合計 |
40
|
23
|
63
|
本校寄宿舎は毎年定員を超える入舎希望がでています。月~木の全泊から週1泊の曜日泊など舎生の希望や望ましい泊数を踏まえ調整し利用しています。
舎生及び職員を以下の5つのグループに分けて、生活や活動、支援・指導の単位としています。
○小学部・中学部男子グループ
○普通科男子グループ
○小学部・中学部女子グループ
○普通科女子グループ
○専攻科グループ
~塙保己一学園寄宿舎の1日~
時間 |
生活の様子 |
15:30
17:30~
20:00~
|
(小・中・普・専) 下校
【自由時間】(部活動、補習など) 散歩や買い物、入浴、学習など 夕食 【自由時間】 入浴や学習、 サークル・余暇活動、自治活動など (小・中・普) 学習時間
(小) 就寝
(中・普) 風呂掃除、自由時間(含就寝準備)
(専) 夜の健康観察 (中) 就寝
(普) 就寝、共用部消灯 |
6:45~
7:30~ 8:45 |
起床、身じたく、洗面、舎室清掃 朝の健康観察 朝食、 登校準備 登校 |
・音楽広場
・太鼓サークル
・バンドサークル
・ダンスサークル/J-ミンツガール(プロレス応援)
・ドッキリサークル
・のりものサークル
・味覚サークル
・落語研究会
・プロレスサークル
・リラックマ(専攻科マッサージ練習サークル)
・アロマ部
・筋トレサークル
(2)自治活動
・舎友会総会
・舎友会役員会
・各行事の実行委員会・係、部屋会
・寄宿舎コンビニ「舎ンクス」
・男女各グループ会議
(1) 通学困難
通学に長時間を要する場合、単独での通学が難しい場合
(2) 家庭の事情
家庭の諸事情により、家庭からの通学が難しい状況が生じた場合
(3) 教育入舎
生活リズムや生活習慣の形成、生活上の知識・技能の習得、友達との関わりや集団への参加、学習時間の確保等、寄宿舎生活を通じて自立と社会参加に向けた力を身につけたい場合
【令和8年度入舎手続きについて】
在校生対象には、令和7年11月実施予定の入舎説明会にて、入舎案内及び関係書類を配布します。
新たに転入学・入舎をお考えの方は、まずは本校への就学についてご相談ください。入舎を希望する場合は、事前の見学と相談をお願いします。
寄宿舎生活にかかる主な経費は次のとおりです。
食費・・・(夕食500円・朝食270円)×1カ月の食数(月払い)。
その他、昼食・行事食が出る時があります。
舎友会費・・月250円(舎友会行事などにかかる経費)
管理下外保険・・年額697~850円程度
その他、グループ行事や各種の取り組みにかかる実費
〇衣料品・寝具・日用品・文房具・電気製品・視覚の補助具等で、個人で所有・使用するものは、自己負担です。
1 .施設(昭和44年3月築、平成5・23・24年大規模改修)
(室数)
定員
62名
|
舎室(4人部屋)
|
舎室(2人部屋・半個室)
|
談話室
|
学習室
|
自立活動室
|
北棟
|
4
|
5
|
2
|
1(約18㎡)
|
1
|
南棟
|
9
|
0
|
1
|
1
|
1
|
(各室とも約31㎡。その他南北各棟に、トイレ、洗面設備、シャワー室、多目的トイレ、職員宿直室等)
食堂棟 |
浴室棟 |
プレイホール棟 |
その他 |
食堂(158席) 厨房、職員室、トイレ、湯沸室等 |
浴室、脱衣室、トイレ、洗濯室 (男・女) |
プレイホール(約163㎡) トイレ、湯沸室 |
サポート室 舎監室 |
※自立活動室:自立生活を体験するための1DKの居室。静養室を兼ねる。
※食堂:学校給食(昼食)時にも、全校児童生徒・教職員が使用。
※舎生数が定員を上回るのは、曜日等で宿泊する舎生もいるため。
2. 主な設備 (全館冷暖房完備)
舎室:学習机、クローゼット、押し入れ、引き出し、下駄箱
談話室:ソファ、テーブル、テレビ、システムキッチン等
学習室:会議テーブル・イス、拡大読書器・書見台
自立活動室:バス・トイレを除く住宅設備、家具、調理器具等一式
3 .人員
寄宿舎指導員21名
舎監8名(各学部教諭)
宿直補助員12名
宿直体制7~8名
夜間(午後8時~午前7時)の職員体制 7~8名程度
4. 組織
指導グループ
〇以下の5グループに分け学部と連携し舎生の援助、指導を行っています。
南棟:小学部・中学部男子、普通科男子、専攻科
北棟:小学部・中学部女子、普通科女子、専攻科
《玄関》
《舎室》
《廊下》
《談話室》
《自立活動室》
《トイレ》
《浴室》
大きな浴槽に入りながら浸かると1日の疲れも解消されます。
《食堂》