学校全体のこと

学校全体のこと

先輩たちの活躍!!!

球技部の卒業生から嬉しい報告がありました。

8月18日(金)~27日(日)に英国・バーミンガムで行われた「2023IBSA World Games」でゴールボール男子日本代表がパリ・パラリンピックの出場権を獲得し、11月10日(金)~19日(日)に中国・杭州市で行われた「2023IBSA Goalball Asia/Pacific Championships」でゴールボール女子日本代表がパリ・パラリンピックの出場権を獲得しました。

男子の日本代表には本校卒業生の金子和也さん・佐野優人さんが出場し、女子の日本代表には本校卒業生の萩原紀佳さん・新井みなみさんが出場しました。

パリ・パラリンピックでの活躍を期待しています!

 

あこがれの先輩たち来校!迫力のプレイに魅了されました

11月25日(木)、東京2020パラリンピックゴールボールに出場した先輩をお迎えし、本校体育館にて報告会を行いました。見事銅メダルを獲得した萩原紀佳選手、5位入賞の立役者である金子和也選手、佐野優人選手。夢に向かって努力を惜しまず前進していく先輩たちから、大きな勇気と希望を受け取りました。選手村での食事の話も興味深かったです。

第2部はプレイの実演。選手たちの鋭い攻撃と圧巻の守備に、児童生徒たちは息を飲み、どよめきました。まさに『静寂の中の格闘技』。本校一同、先輩方の更なる活躍を願い、これからも応援し続けます!

 

      

  

 

 
 
 
 
 
 

 


 

 
 
 

 
 

 

 

骨格標本等贈呈式

 10月7日(木)、標題の贈呈式が行われ、日本人女性骨格交連複製モデル、上肢模型、下肢模型、大型眼球解剖模型の4点が本校に寄贈されました。これは、本県にご縁がある田中一治様より、本校の教育活動の充実のために役立ててほしいとのご好意によるものです。贈呈式には、田中様と本校をつないでくださった県議会議員の白根大輔様にもご出席いただきました。

 贈呈式前に、骨格標本と下肢模型を使った専攻科の授業にご案内すると、生徒が大変喜んでいる様子を見ていただくことができました。大切に使わせていただき、あんま指圧マッサージ師・鍼師・きゅう師の育成に努めてまいります。

   

  

今年度の教職員の研修報告

 今年度は、コロナ感染拡大の影響で予定していた研修等が中止・縮小されることが多い中、本校教職員は以下のような研修を行ってきました。全国規模の研修をはじめ、オンラインでの実施が増えています。来年度も、コロナ禍での研修のあり方を模索しながら、実施していきたいと考えています。

○新転任者・希望者研修

点字入門、全盲・弱視体験、ガイド歩行の基礎、寄宿舎教育、視覚障害の基礎、障害者の生活と福祉について研修しました。

○全校研究

テーマ「幼児児童生徒の主体性を育む授業づくり・生活づくり」のもと、各学部で研究を進めています。

○夏の専門研修

歩行指導、盲学校の教材・教具について体験的または具体物を使って研修しました。

○教科研究

月1回程度、教科ごとに教員が集まり研究しています。

○学部間連携会議

各学部の教員が縦割りで小グループを作り、各学部の方針を踏まえ、本校の課題や全校に関わるテーマについて話し合いをしました。今年度は、コロナ禍での盲教育について広く意見が交換されました。

○防災・防犯研修

今年度は、担当の教員が水消火器訓練と、救助袋降下訓練を行いました。また、全教職員を対象に、さすまたの使用法等を警察署の方のお話を聞きながら練習しました。

○自立活動に関わる職員研修(PC指導)

マウスを使わないパソコン操作の方法や、音声を用いた基本的なパソコン指導についての研修を行いました。

○保健・給食研修

救急法講習会(心肺蘇生・AED)、アレルギー対応、異物除去、各学部で幼児児童生徒の緊急対応確認などを行いました。

安全な給食の提供について、調理室の様子や給食ができるまでの流れ等から研修しました。

○その他

外部での研修にも参加しました。視覚障害に限らず、様々な障害種・教育分野に関連する研修に参加しています。

点字ブロック理解推進・啓発キャンペーン

6月8日(土)川越駅で点字ブロック理解推進・啓発キャンペーンが行われました。幼児、児童、生徒、保護者、教員、同窓会、東武鉄道川越駅管区、JR東日本川越駅、川越商工会議所などおよそ150名以上でティッシュやおせんべいを配りました。この活動を通して、視覚障害者にとって点字ブロックがとても大切なものだと理解していただけるといいですね。参加してくださった皆様、ご協力ありがとうございました。





久喜市立上内小学校との交流

久喜市立上内小学校の6年生18名が来校し、オリンピック・パラリンピック教育授業の一環として、パラリンピック種目である「ゴールボール」と視覚障害者スポーツの中でも全国大会があり人気の「フロアバレーボール」を、本校中学部と高等部普通科の生徒と一緒に練習や試合を体験しました。

 はじめはフロアバレーボールを体験してもらいました。第1回全国盲学校フロアバレーボール大会で優勝した生徒チームと教員チームのエキシビジョンマッチを観てもらい、スピーディーな試合展開やボールのスピード、そして打ち合いの迫力など、大きな歓声が沸きあがりました。その後、その生徒たちが中心となって全員でグループをつくり、フロアバレーボールの基本やルールなど、この競技のたのしさを伝えることができました。

 つぎにゴールボールを体験してもらいました。昨年12月にドバイで行われたアジアユース大会にユース日本代表として出場した生徒3名と女子の日本代表強化指定選手1名の生徒が中心となって、歴史からルール、そして基礎まで伝えることができました。

 初めてのスポーツで戸惑いもあったと思いますが、久喜市立上内小学校の6年生の皆さんは、とても熱心に笑顔で取り組んでくれて、塙保己一学園の生徒にとっても、とてもすばらしい時間になりました。

パラリンピック種目である「ゴールボール」と全国で人気の「フロアバレーボール」をひとりでも多くの方に伝えていただいて、ぜひ2020年の東京オリンピック・パラリンピックを盛り上げていくことをお互いに約束をして、この体験を終えることができました。


盲導犬が来ました

 日本盲導犬協会神奈川訓練センターより、スタッフ3名と盲導犬3頭が来校し、幼稚部、小学部、中学部で体験学習を行いました。

 幼稚部や小学部の低学年では、立ち上がったら身長より大きい犬に、怖がって人の陰に隠れていた子もいましたが、友達が触れていたり、一緒に歩いたりするのを見たりしているうちに、やってみたくなったようでした。一緒に歩いたりグルーミングをしたりできると、触ってみることもできました。

 中学部12年生は、説明を聞いたりふれあったりすることを中心に行うグループと、ハーネスを持って歩く体験をするグループに分かれて交替で体験しました。たくさんの人が障害物になって立っていると、2人分の幅があり通れるところを盲導犬が見極めて、誘導してくれました。中学部3年生は、全盲の生徒中心に外へ出てじっくり歩く体験をしました。その他の生徒は、盲導犬について詳しく話を聴いたり、グルーミングをしたり、盲導犬の服やその他の用具を観察したりしました。知らなかったことをたくさん教えていただきました。



【写真】幼稚部の様子
     

【写真】小学部の様子
  

  

【写真】中学部の様子