Q&A

Q:盲学校には見えない人だけが通っているのですか。

A:盲学校には、見えない人だけではなく、見えにくい幼児・児童・生徒も通っています。

 

Q:どんな教科書を使っていますか。

A:点字の教科書の他に、拡大教科書を使用しています。拡大教科書は、通常の教科書の文字やイラストを拡大しているもので、見えにくい児童生徒が使用し学習することができます。

 

Q:教室環境はどのように配慮したらいいですか。

A:安全で、わかりやすい・行動しやすい環境にすると良いです。視力、視野やまぶしさの有無に合わせて配慮してください。

  安全面では、突起物がないようにします。足元に物を置かないようにもすると良いです。わかりやすい・行動しやすい環境として、下駄箱などの位置は端や角などに設定したり、マークをつけたりします。まぶしさがあれば、カーテンや座席の位置で調整します。

  見え方に合わせて学習しやすい環境にしましょう。

 

Q:板書で配慮することはありますか。

A:チョークの色は見やすい白や黄色が良いです。見やすい大きさで書く、書いたことを読み上げるなどの工夫もあります。

 

Q:どのように言葉掛けするのがいいですか。

A:状況を説明、危険を知らせるような言葉掛けをすると良いです。

  また、言葉で説明するときは「これ」「あれ」などの指示語を避け、「机の上にある筆箱」などのように具体的に伝えることが大切です。