学校長より

 

みんなの力を合わせる「私たちの学校」⑦

 

「図書室に進路コーナーができました」 

~自分の将来 調べてみよう 話してみよう~

 

            校長 寺田 智礼

  本校の2階には、図書室があります。今年4月に着任しました司書の先生が、進路指導主事を中心とした進路指導部の先生方と相談しながら、図書室に、新しいコーナー、進路関連の本を集めた「進路コーナー」を作ってくれました。どんな本が、あるのでしょう。世の中にどんな仕事があるのかを調べられる本、試験や面接を受けるときに参考になる本、どんな大学があるのかを調べられる本など、児童生徒のみなさんが、自分で調べられるようにという思いを込めて作られました。

 みんなの力を合わせる「私たちの学校」塙保己一学園の目指す学校像は、「視覚障害児者の発達と自立、社会参加を支える拠点となる学校」です。どんな進路があるのか。図書室の進路コーナーを活用して調べたり、仲間、家の人、先生方と将来のことについて話し合ったりして、自分の持ち味を生かせる進路を選択、決定してほしいと思います。幼児児童生徒のみなさん一人ひとりが社会に貢献できる一員として、本校を巣立っていただきたいと思います。

 

 

 

 

みんなの力を合わせる「私たちの学校」⑥

 

 

令和5年度 よろしくお願いいたします 

 

            校長 寺田 智礼

 

 うららかな春の日差しと若葉の緑が目にも鮮やかな季節を迎え、保護者の皆様、地域の皆様の御理解、御協力を賜り、特別支援学校塙保己一学園(盲学校)の新年度がスタートしました。子供たちのすてきな笑顔が、学校を一層明るくし、学校に活気をもたらし、とてもうれしく思います。

 引き続き、特別支援学校塙保己一学園校長を拝命し、2年目を迎えます 寺田 智礼 です。本年度、異動してまいりました教職員ともども、どうぞよろしくお願いいたします。前年度より継続する教職員、本年度着任した教職員一同、幼児児童生徒との新たな出会いを大切に、子供たちとの日々の出会いを大切に、教育活動を進めて参りたいと思います。教職員一同、みんなの力を合わせる「私たちの学校」の一員として、子供たちのすてきな笑顔のために力を尽くし、子供たちの成長を支える支援者としてがんばりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 保護者の皆様、地域の皆様におかれましては、みんなの力を合わせる「私たちの学校」のため、引き続き、お力添えの程、どうぞよろしくお願いいたします。 

 令和5年度も、みんなの力を合わせる「私たちの学校」を目指して、伝統ある特別支援学校塙保己一学園(盲学校)を、これからも前に進めて参ります。どうぞよろしくお願いいたします。  

 

            校長、教頭、事務部長です。よろしくお願いします。

 

 

 

 

みんなの力を合わせる「私たちの学校」⑤

 

小学部・中学部・高等部普通科

ときめきました「ピアノトリオコンサート」

 

                                           校長 寺田 智礼

 

 令和4年12月7日(水)に、埼玉県立特別支援学校塙保己一学園、盲学校では、小学部と中学部高等部普通科の合同に分かれて、芸術鑑賞会を実施しました。

 今年度は、「児童生徒に自ら芸術を楽しむ機会を提供することで、幅広いジャンルの芸術を鑑賞し、豊かな芸術を経験させる」を目的として、ピアノ 新明知美さん、チェロ 伊藤七生さん、ヴァイオリン 野地紗由里さん が奏でるピアノ三重奏曲、ピアノトリオコンサートを開催しました。新型コロナウイルスの感染が再び増加傾向にありますが、みんなの力を合わせる「私たちの学校」塙保己一学園、盲学校に、プロの演奏者の皆様のご協力、お力添えをいただき、生演奏に触れるとても貴重な機会として、開催できましたことを、たいへんうれしく思います。

演奏者


 プロの演奏者の皆様は、日頃、ホールで演奏いたしますので、観客の皆様との距離は顔が見えないくらいだそうです。本日は、観客である本校児童生徒は、演奏者の心臓の鼓動が聞こえるのではないかと思える距離で鑑賞することができました。

 ピアノトリオコンサートが開宴いたしますと、児童生徒は、演奏者の奏でる音に集中し、演奏に合わせて自然と心と体が動き出し、表情がニコニコしてきたり、身体全体を揺らしたり、リズムを取り始めたり、演奏に酔いしれているようでした。プロによる生演奏は、本校児童生徒の心を動かす、心に響く演奏との出会い、ふれあいの時となりました。

小学部


中学部

 

  児童生徒の質問により、出演者の皆様の楽器を始めるきっかけを知ることができました。お隣の家の方を見て決めた方、絵を見てこれだと決めた方、友達の姿を見て決めた方、プロの演奏家として、自分が人生をかけて打ち込むことへの出会いは、何気ない毎日の中でのたくさんの瞬間の中にあるのかもしれません。

 この芸術鑑賞会をきっかけとして、児童生徒のみなさんの中から音楽家が誕生するのではないかと、みなさんの活躍を期待する校長であります。

 高等部普通科1年生の生徒の感想発表では、「音楽の時間のオーケストラの鑑賞とは異なり、今日は、一人ひとりが一つの楽器、ピアノ、チェロ、ヴァイオリンを演奏する三重奏曲の生演奏に『ときめきました』ありがとうございました」と、会場の拍手の渦を引き出すしっかりとしたすてきな発表を述べる姿に、さすが、本校高等部普通科の生徒だと思いました。児童生徒の心を豊かにする芸術鑑賞会において、プロの演奏家の皆様の温かいご支援、ご協力をいただき、ありがとうございます。

 高等部普通科

     

 塙保己一学園(盲学校)の目指す学校像は、「視覚障害児者の発達と自立、社会参加を支える拠点となる学校」です。

 これからも、みんなの力を合わせる「私たちの学校」を目指して、伝統ある特別支援学校塙保己一学園(盲学校)を、前に進めて参ります。どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

みんなの力を合わせる「私たちの学校」④

 

「全国視覚障害特別支援学校(盲学校)

みんなの学美(まなび)」に向けて

 

「新・衛生習慣化プログラム

~みんなで手あらい 盲学校向け~」

  みんなが

上手に手あらいができます」ように

                                         校長 寺田 智礼

 視覚障害特別支援学校(盲学校)の幼児児童のみなさんにも、楽しく正しい手あらいを学んでほしいと、花王株式会社様からの依頼を受け、東京都立葛飾盲学校、横浜市立盲特別支援学校、埼玉県立特別支援学校塙保己一学園の3校が、アイデアを出したり、工夫するポイントを考えたりし、盲学校向けの手洗い教材が完成しました。

 全国の視覚障害特別支援学校(盲学校)に先駆けて、本校に手あらい教材が届きましたので、早速、幼稚部、小学部でチャレンジしました。

 

幼稚部

 

小学部

 まず、特殊な液を手に塗り、手あらいをします。手あらい後、ブラックライトを照射すると、あらえていないところが光ります。子供たちは、タブレットで撮影したものを拡大して見たり、光る部分を手袋の同じ場所にシールを貼ったりし、自分の手にはめて触って確かめました。視覚障害特別支援学校(盲学校)ならではの教材「シールを貼った手袋」を通して、子供たちは「この場所をもっとあらうといいんだ」ということがよくわかったようです。

 塙保己一学園(盲学校)の目指す学校像は、「視覚障害児者の発達と自立、社会参加を支える拠点となる学校」です。日常生活の中で、手あらいは、自分や家族、友達の健康を維持するために、とても大切なものです。校長は、この体験を通して、子供たちが、上手に手があらえるようになることを願っています。みんなの力を合わせる「私たちの学校」、塙保己一学園(盲学校)が、花王株式会社様とコラボレーションできましたこと、そして、この手洗い教材が、花王株式会社様の御尽力により、全国の視覚障害特別支援学校(盲学校)が利用することができ、「みんなの学美(まなび)」に向かってスタートできますことを、大変うれしく思います。

 これからも、みんなの力を合わせる「私たちの学校」を目指して、伝統ある特別支援学校塙保己一学園(盲学校)を、前に進めて参ります。どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

みんなの力を合わせる「私たちの学校」③

 

「集団の学美(まなび)」

より遠くへ 「中学部・高等部普通科合同社会体験学習」

 校長 寺田 智礼

 

 7月5日火曜日、埼玉県立特別支援学校塙保己一学園、盲学校の中学部、高等部普通科合同社会体験学習(中学部、高等部普通科のみなさんが合同で行う社会体験学習)を実施しました。

 今年度の社会体験学習は、「交通機関を安全に利用しよう」というテーマのもと、西武鉄道の全面的な協力をいただいて、西武球場前駅で行いました。新型コロナウイルスの感染が再び増加傾向にありますが、みんなの力を合わせる「私たちの学校」である特別支援学校塙保己一学園、盲学校に、地域を走る西武鉄道様のご協力、お力添えをいただき、実施できたことを、たいへんうれしく思います。

 この社会体験学習では、生徒が、西武球場前駅に停車した電車1編成をじっくりさわり、乗車と降車を繰り返し体験したり、車両の連結部分について白杖を使って空間を認知したり、つり革を確認したり、緊急時の非常降車体験をしたり、線路におりてホーム下の体験をしたり、券売機や自動改札機を繰り返し体験したりするなど、すべて本物、実物を使用しての体験を通して、より安全に、より安心して、鉄道を利用し、「より遠くへ」移動できるように、生徒のみなさんの移動能力を高められたと思います。

中学部生徒 体験① 券売機

中学部生徒 体験② 自動改札

中学部生徒 体験③ 車両・非常時降車・連結部分の空間認知

中学部生徒 体験④ 線路・ホーム下

高等部普通科生徒 体験① 券売機・連結部分の空間認知

 高等部普通科生徒 体験② 車両・ホーム

  この社会体験学習については、同日夜、NHK首都圏ネットワーク、テレビ埼玉ニュース545で、生徒のインタビューと体験学習の様子が放映されました。テレビ取材という貴重な体験ができた生徒も、上手にしっかりとインタビューに応じている姿に、さすが、高等部普通科の生徒であると感じることもできました。

 塙保己一学園・盲学校の目指す学校像は、「視覚障害児者の発達と自立、社会参加を支える拠点となる学校」です。本体験学習においても、地域の皆様(西武鉄道様)の温かいご支援、ご協力を賜り、実施することができました。ありがとうございます。

 これからも、みんなの力を合わせる「私たちの学校」を目指して、伝統ある特別支援学校塙保己一学園(盲学校)を、前に進めて参ります。どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

みんなの力を合わせる「私たちの学校」②

 

「集団の学美(まなび)」 

「幼稚部・小学部・中学部・高等部普通科合同体育祭」

校長 寺田 智礼

 

 5月28日土曜日、真夏日の中、新型コロナウイルスの関係で開催を見送ってきた、埼玉県立特別支援学校塙保己一学園、盲学校の合同体育祭(幼稚部、小学部、中学部、高等部普通科のみなさんが一堂に会して行う体育祭)を開催しました。3年ぶりに「みんなの力を合わせる」盛大な合同体育祭を開催できたことを、たいへんうれしく思います。

 令和4年度合同体育祭のテーマは、「学部を超えて、一致団結、体育祭」です。

 これまで、新型コロナウイルス感染症の関係で、仲間とともに学ぶ機会が制限されてきました。今日は、学部を超えて、仲間とともに一致団結して、体育祭を満喫してほしい、素晴らしい思い出となってほしいと、校長先生は願っていました。

 音響走、徒競走では、一人一人が最高の走りができるように、集団の美となるダンスでは、仲間とともに思いっきり笑顔で表現できるようにしてほしいと思いました。

 今日の演技の結果は、学部を超えた縦割りのグループ、赤組、白組の団体対抗戦になっており、一人一人のパフォーマンスが、紅組、白組のがんばり、仲間とともに繰り広げる集団のパフォーマンスとなって、白熱した一日となりました。

 みんなで力をあわせた合同体育祭では、「幼稚部のかわいさあふれるダンス」、「小学部の彩り鮮やかなボンボンが舞うダンス」、「中学部、高等部普通科の力強く、美しい技の連続、笑顔があふれる演技」は、本校の教育活動である、仲間とともに、みんなで力をあわせた「集団の学美(まなび)」による感動を、合同体育祭の大成功を、幼児児童生徒の皆さんが披露してくれました。

 

幼稚部演技種目「さんぽ」

 

 
 小学部演技種目「愛をこめて花束を」

 

 

中学部・高等部普通科演技種目「This is me」

〈中学部〉 

               

〈高等部普通科〉

 

 
  競技・演技をしている仲間に、自然と沸き起こる熱い応援、その思いが会場を渦巻き、会場にいらっしゃる仲間たちに、保護者の皆様に、教職員に、熱き心が伝わり、感動をともに感じることができた、すばらしい合同体育祭を繰り広げてくれた幼児、児童、生徒の皆さんに、改めて感謝の思いでいっぱいです。

 幼児、児童、生徒のみなさん、これからも、一人一人のパフォーマンス、そして、仲間とともに、笑顔いっぱいのパフォーマンス、本校での「集団の学美(まなび)」にチャレンジしていってほしいと思います。

 保護者の皆様には、日頃より、本校の教育活動にご理解ご協力をいただき、ありがとうございます。本日の合同体育祭においても、子供たちにとって、すばらしい一日となるように、みんなの力を合わせる私たちの学校のために、お力添えをいただきありがとうございました。

 これからも、みんなの力を合わせる「私たちの学校」を目指して、伝統ある特別支援学校塙保己一学園(盲学校)を、前に進めて参ります。どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

みんなの力を合わせる「私たちの学校」①

 

                             校長 寺田 智礼

 

 うららかな春の日差しと若葉の緑が目にも鮮やかな季節を迎え、保護者の皆様、地域の皆様の御理解、御協力を賜り、特別支援学校塙保己一学園(盲学校)の新年度がスタートしました。子供たちのすてきな笑顔が、学校を一層明るくし、学校に活気をもたらし、とてもうれしく思います。

 特別支援学校塙保己一学園校長 栁澤 正則 先生の後任として、本年度、4月1日に、越谷特別支援学校から着任しました 寺田 智礼 です。本年度、異動してまいりました教職員ともども、どうぞよろしくお願いいたします。

 私は、今回の異動で、特別支援学校塙保己一学園(盲学校)の児童生徒と出会う機会を、再びいただくことができましたこと、とてもうれしいです。前年度より継続する教職員、本年度着任した教職員一同、本年度のこの新たな出会いを大切に、これからも子供たちとの日々の出会いを大切にしていきたいと思います。教職員一同、「私たちの学校」の一員として、子供たちのすてきな笑顔のために力を尽くし、子供たちの成長を支える支援者としてがんばりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 保護者の皆様、地域の皆様におかれましては、「私たちの学校」のため、これからもお力添えの程、どうぞよろしくお願いいたします。 

 令和4年度、みんなの力を合わせる「私たちの学校」を目指して、伝統ある特別支援学校塙保己一学園(盲学校)を、これからも前に進めて参ります。どうぞよろしくお願いいたします。 

            校長、教頭、事務部長です。よろしくお願いします。